『Stitch of Friendship』撮影秘話:おうちスタジオでの素敵な冒険
こんにちは、橘茉里絵ですわ。本日は、私の初めてのミュージックビデオ撮影についてお話しさせていただきたいと思います。
予想外の展開から始まった撮影
実は、このミュージックビデオ、当初は学院の手芸部室で撮影する予定だったのですわ。ところが、いざ撮影当日になってみますと…なんと私、意気込みのあまり、すっかり大切な衣装を家に置き忘れてしまったんですの!(/ω\)
野上も「お嬢様、今朝はずいぶんと急いでおられましたね」と言って、控えめに微笑んでいたのですが…まさか衣装まで忘れるとは思っていなかったようで。当家の執事である野上は、いつもながら冷静に対応してくれて本当に助かりますわ。
思いがけない転機
でも、これが素敵な転機となったんですわ。野上が「お嬢様、いっそのこと、お屋敷での撮影はいかがでしょうか」と提案してくれたのです。そうして急遽、私の自室をスタジオに変更することになり…そこで驚きの発見が!普段使っているミシンの周りに、今まで作ってきた思い出の作品たちがずらりと並んでいるではありませんか!
予想外のゲストスター登場!?
そうと決まれば、これは運命…!と思い、それらの作品たちも一緒に撮影することにしたんですの。特に、ユリちゃんのために作ったウサギのぬいぐるみは、曲の「大切な人へ」というフレーズにぴったりで…
あ、ただし…撮影中に興奮のあまり、つい力が入りすぎてしまい、ミシンの踏み板を強く踏みすぎて…まぁ、その場面はカットになりましたわ(///∇///)
思わぬハプニングも愛おしい思い出に
実は、撮影中にもうひとつ面白いことが…。私の大きな…その…体型のせいで、カメラのフレームに収まりきらない場面が何度もありまして…。野上は「お嬢様の華やかな存在感がお洋服と同じく画面からはみ出してしまうのは、むしろ芸術的ですね」などと、いつものように上品なフォローをしてくれました。しかし、その言葉の真意が分からず「野上、それはほめ言葉なの?」と聞いたら、珍しく言葉に詰まっていましたわ(くすくす)。
でも不思議と、完成した映像を見てみると、そういった場面すらも曲の雰囲気にマッチしていて…えへへ、なんだか嬉しくなってしまいましたわ。
最後に
このミュージックビデオは、私の「等身大の姿」そのものになったと思います。ちょっとドジで、時々失敗もしてしまう…でも、大切な人への想いを込めて一生懸命頑張る…そんな私をありのままに撮っていただけて、本当に嬉しく思います。
撮影が終わった後、野上が特製の紅茶と共に「お嬢様の真摯な気持ちが、針と糸よりもしっかりと映像に縫い込まれていましたね」と言ってくれたのも、何だか嬉しかったですわ。
みなさまにも、この曲を通じて、私の想いが届きますように…。
橘 茉里絵
SUNO AI
