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女子六人、一泊二日

第5話 たまには、妹でいさせてください

「ひどいですー!」柚羽の声が、夕暮れの海岸に響いた。その少し先では、ユリシアがこちらへ向かって大きく手を振っている。「早くー! 夕飯なくなっちゃうよー!」「なく...
女子六人、一泊二日

第4話 フレームの中の夏

「……私、本当に来たんだ」綾香が小さく呟いた。目の前には、夕方へ傾き始めた夏の海。少し離れた波打ち際では。「ユリシア! そっち行った!」「分かってるよぉ!」「わ...
女子六人、一泊二日

第3話 わたくしを、わたくしとして

「……茉里絵?」後ろから聞こえた声に、茉里絵は振り返った。「はい?」そこには、タオルを肩に掛けた雫がいた。海で散々遊んだあと。六人は昼食をとるため、砂浜から宿へ...
女子六人、一泊二日

第2話 カメラの外の、私の夏

「海だよぉぉぉっ!!」渚先生の説明がまだ終わっていないというのに、ユリシアは砂浜を蹴って駆け出した。「ユリシアさん! 待ってください! まだ注意事項が――!」渚...
女子六人、一泊二日

第1話 おにいたん、一人で大丈夫?

八月も、もう残りわずか。暦の上では夏の終わりが近づいているはずなのに、窓の外では今日も容赦なく太陽が照りつけていた。「……暑い」ユリシアはリビングのソファに座っ...
渚先生の日記

残暑よりも、少しだけ熱く

2026年8月24日(月)今日も、本当に暑い一日でした。八月も残すところ、あと一週間。学院はまだ夏休み中ですが、九月から始まる二学期に向けて、私たち教員は少しず...
トゥインクル☆バニーダンス

一日遅れのバニーの日――ごめんね、アオちゃん

2026年8月22日(土曜日)土曜日の朝。カーテン越しの夏の日差しが、静かなリビングに差し込んでいました。テーブルの上では、淹れたてのコーヒーから細い湯気が立ち...
第3学年

なんで私じゃないのよ!――夏制服、もう一人のモデル

五月下旬。新しい夏用制服が学院の公式サイトで公開されてから、まだ数日しか経っていない午後のことでした。和先生は職員室の机に、何枚かの制服資料を広げていました。正...