午後の日差しが強くて、浜辺で遊んでいた私たちも少しずつ疲れてきちゃった。おにいたんは、もうすっかりバテバテみたいで、私はちょっと心配になっちゃったんだ。「おにいたん、大丈夫?」って顔をのぞき込んでみたけど、おにいたんは「大丈夫だよ、ユリ。少し休めば元気になるから」って笑って言ってくれたの。でも、本当は少し無理してるんじゃないかなぁ?そんな風に思ってた。
「よし、じゃあコテージで休もう!」って私が言うと、おにいたんは「そうだな、少し休もうか」って言って、私たちは近くの木造の東屋に向かったの。東屋は浜辺のすぐ近くにあって、木陰が涼しくて、ちょうどいい休憩場所だったんだ。
でも、私はまだまだ元気いっぱい!もっとおにいたんと遊びたくて仕方がないけど、さすがに無理させちゃダメだもんね。そんなときに、ふと思い出したのがアン先輩とシャム先輩から聞いた“魔法のポーズ”!「これをやったら疲れた人でも元気になるよ」って聞いたことがあったから、さっそく試してみたくなったの。
「おにいたん、ちょっと待っててね!」って元気よく言って、私は足を大きく開いて、左右にへの字にして立ったの。まるで柔軟体操みたいに軽く前屈して両手を地面につけたんだ。おにいたんが私のことをじっと見つめているのが分かって、ちょっと恥ずかしかったけど、「よーし、もっと頑張ろう!」って気合いを入れてポーズを続けたの。
次は後ろに反って、両手を背中で組んで支えながら反り返るポーズをとったの。ちょっと大胆な動きだったけど、「おにいたんが元気になってくれるなら、恥ずかしさなんて気にしない!」って思ったんだ。「これが魔法のポーズだよ、おにいたん♡」って言いながら、私は笑顔を向けたの。
おにいたんは驚いた顔で私のことを見てたけど、すぐに「すごいな、ユリ…。そんなに体が柔らかいなんて思わなかったよ。元気になった気がするよ!」ってニコニコしながら言ってくれたの。おにいたんに喜んでもらえると、私まで嬉しくなっちゃった。
「えへへ、よかった!もっと元気にさせてあげるからね!」って、もう一度反り返りのポーズをとって、おにいたんに元気を届けたの。おにいたんは笑って「ありがとう、ユリ」と言ってくれて、私も心の中でガッツポーズしちゃった。
その後、私たちは少し東屋で休憩して、また浜辺に戻って遊んだの。おにいたんも元気になってくれたし、やっぱり魔法のポーズって効果バツグンなんだね!