今日はちょっと特別なことを考えてみたの。もし、おにいたんに壁ドンされちゃったら…って妄想なんだけど、考えるだけで心臓がバクバクしちゃって、何も手につかなくなりそう…!
ある日、放課後の教室。誰もいなくて静かになった空間に、私とおにいたんの二人きり。私は教室の隅でちょっといたずら心で、「ねえ、おにいたん♡、私って本当に特別な存在だって思ってる?」なんて、ちょっと挑戦的な言葉をかけてみたの。
その時、おにいたんの目がピシッと私に向けられて、いつも優しいおにいたんとは少し違う、真剣な表情をしていたの。「ユリシア…」って、少し低めの声で名前を呼ばれて、もうそれだけで心臓が跳ね上がったんだ。
その次の瞬間、おにいたんがすっと私の前に立って、突然、壁にドンッと手をついて近づいてきたの。そう、これが壁ドンってやつ…!私のすぐ近くにおにいたんの顔がある。もう顔が熱くなっちゃって、目をそらそうとしたけど、どうしても視線を外せなかったの。
「ユリシア、君は、俺にとって特別だよ」って、おにいたんが言うの。声がいつもより低くて、私だけにささやくみたいな感じで…。その言葉に、私の頭の中が真っ白になって、どうしていいか全然わからなくなっちゃった。
(こんなのズルいよ、おにいたん…そんな顔で、そんな声で言われたら…私、本当にどうしたらいいかわからないじゃない…)
手が震えるのが止まらなくて、思わず小さな声で「う…うそ、でしょ?本当に…?」って呟いたの。そしたら、おにいたんがさらに顔を近づけてきて、私の頬にそっと手を当てて、「本当だよ、ユリシア。お前だけが、特別だ」って…。
その瞬間、私の心の中で大きな何かが弾けたみたいに、胸がキュンと締め付けられて、涙が出そうになっちゃった。だって、おにいたんがこんなに真剣に私のことを見てくれるなんて、思ってなかったから…。
「おにいたん…そんなに近くで見つめられたら…もう、心臓が止まっちゃいそうなの…」って言うのがやっとで、顔がますます真っ赤になっていくのがわかる。だけど、おにいたんは優しい笑顔を見せて、「じゃあ、もっと見てやる」なんて冗談ぽく言って、私の髪をくしゃっと撫でてくれたんだ。
(ズルいなぁ、おにいたんは…どうしていつも、こうやって私をからかうんだろう。でも、そんなおにいたんが…大好きなんだよ…)
結局、おにいたんの言葉とその優しい仕草で、私の心はふわふわの幸せで包まれちゃった。壁ドンなんて恥ずかしくて緊張しちゃうけど、もしおにいたんがしてくれるなら、もう一度お願いしたいって、ちょっとだけ思っちゃったかも…。
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ああ、書いているうちにまたドキドキしちゃった…。おにいたんに壁ドンされるなんて、想像しただけでこんなに胸が高鳴るなんて思わなかったよ。でも、こうやって色々妄想するのも楽しいなぁ…。おにいたんの優しい顔が、急に真剣になって近づいてくるところとか、耳元で名前をささやかれたら…もう、それだけで心臓が止まっちゃいそうだよ。
もし本当におにいたんがそんなことしてきたら、ユリ、どうしよう…。ちゃんと冷静でいられるかな?それとも、恥ずかしくて顔真っ赤にして固まっちゃうのかな…。でも、ちょっとだけ…ほんの少しだけ、そんなことが現実になったらいいなって、ユリ、思っちゃうんだ。おにいたんの温かい手が、優しく私を包んでくれるような気がして…。