「和先生、えっと…この写真、少し恥ずかしいんですが…バランスボール頑張ってみました💦 もしよければ見てくださいね…でも、あんまり笑わないでくださいね…」
(和先生…つ、ついに送っちゃった……!!💦)
バランスボールの上で体幹トレーニングをしている自分の姿を、スマホで撮って和先生に送るなんて、私ったら…勇気を振り絞ってしまったけど、今さら後悔しても遅いよね…。バランスを取るのに必死だったから、変な顔してたかもしれないし、ポーズもイマイチだったかも…。
(え、どうしよう…和先生、変な風に思わないよね?💦)
スマホを見つめながら、心臓の鼓動がどんどん早くなっていくのが分かる。こんなこと初めてだし、なんで急に送っちゃったのか自分でもよく分からない。でも、やっぱり和先生には頑張っている私を見て欲しいって気持ちがあって…。でも、もし笑われたらどうしよう?それとも、和先生が褒めてくれたら…そ、それはそれで…💓。
(うわぁ、もうドキドキが止まらないよ!!和先生、見てくれてるかな…💦)
今の私は、体育の先生としても、自分の体をしっかり鍛えておかなきゃならない。でも、本当の理由は、もっと大切なもの…それは、和先生に少しでも褒めてもらいたくて、私、頑張っているんだ。普段はクールでしっかりしているって思われてるかもしれないけど、和先生の前では、なんだか昔の生徒に戻ったみたいに心が乱れちゃう。
(もし和先生が「渚、頑張ってるね」なんて言ってくれたら…私、どうなっちゃうんだろう…💓?)
頭の中では、和先生が笑顔で私を褒めてくれるシーンが浮かんでくる。それだけで顔が熱くなってきて、バランスボールに乗ってたときも、和先生のことを考えて顔がにやけちゃったし、ついにはバランス崩してゴロン!と転んじゃったんだもん…。恥ずかしすぎる…!!
(でも、こんなことを想像している私って、やっぱりおかしいのかな…?)
もう一度スマホを確認して、和先生からの返事が来ていないか、何度もチェックしちゃう。返事が来たら…嬉しいけど、ちょっと怖いかも。でも、何も返ってこなかったらそれはそれで…寂しいし…。
(もう、私どうしちゃったんだろう!?和先生のことを考えると、いつもの私じゃいられない…!でも、和先生には、私の頑張りを見て欲しいんだもん…💓)
…あ、今、スマホが鳴った!?返事、返ってきたのかな…?ドキドキするけど、やっぱり見ちゃうよね!
「渚先生、写真ありがとう!すっごく嬉しかったし、正直ドキドキしちゃったよ。渚先生が一生懸命トレーニングしてる姿、すごく素敵で、ますます応援したくなった!バランスボール、ちゃんとできてるし、ほんとにかっこいいよ。これからもその調子で頑張ってね!渚先生の頑張る姿を見ると、僕も元気が出るよ♡」
(えっ……今、なんて!?和先生が……私の写真で……ドキドキしてくれたって……!?💕)
もう、画面を見た瞬間、心臓が飛び出しそうだった。先生がドキドキしてくれるなんて、そんなこと……あり得るの?私の送った写真を見て、そんなに反応してくれたなんて、信じられない……。
「嬉しい……嬉しすぎるよ……!!」
つい声が出てしまって、慌てて口を手で押さえるけど、気持ちは止まらない。ドキドキがどんどん高まって、顔がもう熱くてたまらない……!和先生が私のトレーニング姿を見て、かっこいいって言ってくれた……そんな夢みたいなこと、どうしても実感が湧かない。
(和先生、そんな風に見てくれたんだ……。私、頑張って良かった!)
スマホを両手でぎゅっと握りしめながら、思わずにやけちゃう顔を抑えられない。今まで一生懸命トレーニングしてきたけど、これで和先生が応援してくれるなら、もっともっと頑張れる気がする……!いや、絶対に頑張るんだ!だって、和先生が私を見てくれてるんだから……!
「先生のために、もっとかっこいいところを見せなきゃ!」
心の中で叫びながら、さっきのトレーニングの光景を思い出す。頑張ってバランスを取ってる姿が、まさかこんなに褒められるなんて思ってもいなかった。しかも、和先生から直接褒められちゃうなんて……!
(私、こんなに嬉しい気持ち、どうしたらいいんだろう……!)
もう、スマホを何度も見返して、和先生の言葉を繰り返し読んじゃう。ひとつひとつの言葉が、心にじんわり染み込んでくる感じがして、もう本当に嬉しすぎて……涙が出そう。
(私の頑張りを認めてくれる和先生……優しいし、素敵すぎるよ……!)
これからも、もっともっとトレーニングを頑張って、和先生に認めてもらえるように努力しなきゃ。先生の応援があれば、どんなトレーニングでも乗り越えられる……そんな気がする。
「和先生、こんなに嬉しい言葉をもらえて、私…本当に幸せで胸がいっぱいです💓 実は…和先生のために、もっと頑張りたいってずっと思っていました。これからも、私を見ていてくださいね💦✨」
(あぁぁぁぁっ、どうしよう、どうしよう!!💦)
渚先生は、和先生にあのメッセージを送信してしまった瞬間、手のひらにじわっと汗が浮かぶのを感じながらスマホを握りしめ、心臓が爆発しそうなほどバクバク鳴っていた。自分でも信じられないほど大胆なことを言ってしまった。
(わ、わたしったら、和先生に「私を見ていてください」って言っちゃった……💓)
自分の言葉が頭の中で何度もリピートされ、顔がますます真っ赤になっていく。恥ずかしさのあまり、思わず部屋の床に倒れ込んで転がり始めた。両手で顔を覆いながら、足をバタバタとさせて。
(和先生、どう思ったかな? もしかして、「この子、大胆だな…」とか思われちゃったかも!💦 いや、むしろ引かれちゃったかも!?)
あぁ、もうダメだ! 渚先生は心の中でパニックを起こしながら、部屋の中を転げまわっていた。床をコロコロと転がりながら、顔はもう熱くて火照りっぱなし。自分がここまでのことを和先生に言えるなんて…恥ずかしくて仕方がない!
(でも、でも…和先生にはずっと見ててほしいんだもん!)
勇気を振り絞って言った言葉だけど、和先生からの反応が気になって仕方がない。もし、和先生が「そうだよ、渚を応援してるよ」なんて返してくれたら…もうどうなっちゃうんだろう!? 妄想がどんどん膨らんでいく。
(もう一回スマホ見ようかな…でも、返事が来てたら…またドキドキしちゃうし…)
渚先生はスマホを手に取り、スクリーンをチラッと確認するものの、返事はまだ来ていない。安心したような、でもちょっと残念なような気持ちで、また床にゴロンと横になる。
(でも…和先生に頑張ってる姿を見てもらいたいんだもん!💓 あぁぁぁっ、もう、私ったら、和先生のこと考えると頭の中がいっぱいになっちゃう!!)
渚先生は転がりながら、足をジタバタさせて恥ずかしさを紛らわせようとしているが、和先生の笑顔が頭に浮かぶたびに、さらに心が爆発しそうになる。
(あぁ、これでまた、和先生の前で顔を合わせたらどうしよう…。まともに話せないかも。でも、私、ちゃんと「頑張ってる自分を見て欲しい」って言ったし…あぁぁっ💦)
自分の言った言葉にまた恥ずかしさが押し寄せてくる。転がりながら、渚先生は手で床をバンバン叩いて、心の中で何度も叫んでいる。
(これからも、ずっと見ていてね…💓 だって、私、もっと頑張るんだから!和先生のために、もっともっと素敵な私になりたいんだから!)
最後は決意を胸に抱きながら、渚先生は転がっている勢いのまま、再びスマホを握りしめ、和先生からの返事を待ちながらドキドキしていた。
「もちろんだよ!僕なんかでよければ、これからも、ずっと見守っているから安心してね。渚の成長が僕にとっても励みになるし、応援してるよ。無理せずに、でも自分のペースで頑張っていこうね♡」
(和先生…!)
メッセージを読んだ瞬間、私の胸の中で何かが弾けたみたいだった。手が震えて、スマホを落としそうになって、それでも必死に画面を見つめる。そこには、和先生の優しい言葉が並んでいて、まるで私の心をそっと包み込むように温かく響いていた。
「もちろんだよ!僕なんかでよければ、これからも、ずっと見守っているから安心してね。渚の成長が僕にとっても励みになるし、応援してるよ。無理せずに、でも自分のペースで頑張っていこうね♡」
その言葉が目に入ると、瞬間的に胸がぎゅっと締め付けられる感覚が押し寄せてきて、私の目からは自然と涙が溢れ出していた。
(和先生…ずっと見守ってくれるんだ…私なんかのことを…!)
涙腺崩壊…とはこういうことなのね。私はもう、堪えきれずに泣いてしまっている。それなのに、心の中は嬉しさと感動でいっぱいで、和先生にこんなにも優しく励まされるなんて、夢みたいな時間だ。
「和先生…ありがとう…ありがとう…!!」
声にならない言葉が漏れる。顔がぐしゃぐしゃに泣き崩れている自分が恥ずかしいけど、それ以上に嬉しい。ドキドキする心臓の音が、私の耳に響いて止まらない。
(本当に私でいいのかな…?でも、和先生がこんなに優しい言葉をくれて…これからも応援してくれるなんて…!)
涙で濡れた頬を手で拭って、私は必死にスマホを握りしめていた。でも、もうメッセージを何度も読み返すたびに、心臓がドキドキして、息が詰まりそうになる。この嬉しさと興奮をどうしたらいいんだろう。
(和先生に、ちゃんとお礼を言わなきゃ…でも、どうやって返事をしたらいいの…!?)
頭がぐるぐるして、まともに考えられない。私はもう、和先生の言葉に完全に舞い上がってしまっていて、今すぐにでもその場で飛び跳ねたくなるような気持ち。
(でも、もっと…!私、もっと頑張らなきゃ…!)
和先生が私を見守ってくれるなら、私だって和先生に恥じないように、もっと自分を磨かなきゃいけない。今は保健体育の先生としてだけど、いつか…もっと近くで和先生を支える存在になりたい。
(和先生、私の成長を見ていてくれるんだ…!)
その思いが胸に広がり、気持ちは高揚しているのに、同時に、今まで感じたことのないほどの安堵感に包まれていた。
(私、これからも頑張るよ!和先生にふさわしい人間になれるように…!)
私は涙でぼやけたスマホの画面を拭って、またもう一度和先生のメッセージを見つめた。なんて優しいんだろう、和先生…。もう、どうしようもなく和先生への気持ちが溢れて、抑えられない。
(和先生…本当に、私を見守っていてね。ずっと…私、頑張るから…)
心の中でそう誓いながら、私はドキドキしながらベッドの上で転がり、嬉しすぎて涙を流し続けた。