1. おにいたんの家庭教師、ちょっぴりドキドキ 💓
「おにいたん♡、私ね…どうしても淑女養成学院に入りたいの。だから…家庭教師してくれない?」
そうお願いしたのは、半分本気で、半分甘えたいからだったんだ。だって、おにいたんが商業の先生になって、学校で大人気だって聞いた時、私の胸はドキドキしちゃった。こんなにかっこいいおにいたんが、他の女の子にも教えてるなんて、少し寂しくて 🥺
勉強が苦手なふりをするのはちょっと罪悪感があったけど、おにいたんに近づくためなら、これくらいは…って思ったの。だって、私が苦手そうにしていると、すごく優しく教えてくれるんだもの。特に、数学の問題を前にして「ふぇぇ…わかんない…」って顔をすると、おにいたんは困ったように苦笑しながらも、親切に解説してくれる 💝
でも、私が感じるのは、その時の彼の不安そうな表情。おにいたん、数学に自信がないのかな…? でも、簿記の1級持ってるって聞いたとき、すごい!って思ったし、今でも尊敬してるんだよ。それに、私のために時間を割いて、こんなに一生懸命教えてくれる姿、かっこよくてたまらない 😍
「ユリシア、ここを見て。この式を解けば答えが出るはずだよ」
彼が書いた数式をじっと見つめて、わざと首をかしげる。「おにいたん♡、もっとゆっくり教えてほしいな…」なんて、無邪気にお願いしてみると、彼はまた苦笑して、もっと丁寧に教えてくれる。
この時間、私にとってはとっても特別な時間。だって、私だけの「おにいたん♡」なんだから 💕
2. 国語と社会は得意だけど…おにいたんと一緒に 💗
実はね、私、国語と社会は得意なんだ。だから、普段の勉強ではあんまり困らない。でも、あえて国語や社会の問題でも、おにいたんに見てもらいたくなっちゃうの。だって、やっぱりおにいたん♡に褒められるのが一番嬉しいから 🥰
ある日、国語の宿題を広げて、少し難しそうな表情を作ってみた。「この文章、難しいな…どうやって解釈すればいいんだろう?」なんて呟いてみたら、おにいたんはすぐに「どこが分からないの?」って、優しく寄り添ってくれた ✨
実際には、すでに答えは分かっていたんだけど、少しでもおにいたんと話す時間が欲しくて。「この部分の意味がちょっと分からないの」と言ってみた。おにいたんは真剣な表情で考えながら、丁寧に教えてくれた 💕
「この文章は、登場人物の気持ちを表しているんだよ。だから、ここで使われている言葉には深い意味が込められているんだ」
おにいたんの言葉はとてもわかりやすくて、何度も頷きながら聞いていた。でも本当は、その声にただ耳を傾けているだけで幸せな気分になってたんだ。おにいたんが一生懸命教えてくれる姿を見ているだけで、私の心はじんわり温かくなった 💝
3. ちょっと苦手な算数と理科も…おにいたんがいれば大丈夫 💓
「理科も、ちょっと苦手なんだよね…」
私がそう言うと、おにいたんは少し困った顔をして、手元の教科書を見つめた。商業の先生だから、理科はあんまり得意じゃないみたい。でも、それでも私のために、精一杯教えてくれる姿が、なんだかとっても愛おしくて 🥺
「えっと…化学式はこうなるんだよ」って、おにいたんが書いたのを見ながら、一生懸命考えるふりをして、少しだけ首をかしげてみる。そうすると、おにいたんは「もしかして、難しかったかな?」なんて優しく聞いてくれて。
「うん、ちょっとだけ…でも、おにいたん♡が教えてくれたから、もう少し頑張れそう!」なんて、甘えながら言うと、おにいたんは照れくさそうに笑ってくれるんだ 😊
でも、実は私は、おにいたんのその笑顔を見たくて、苦手なふりをしていただけなんだ。おにいたんに勉強を教えてもらう時間は、私にとって何よりも大切な時間。学校の授業とは違って、おにいたんのそばで勉強できる特別な空間だから 💕
時々、おにいたんが少し戸惑いながらも、私に真剣に教えてくれる姿を見ていると、私ももっと頑張らなきゃって思うんだ。淑女養成学院に合格して、「おにいたん♡、私、頑張ったよ!」って胸を張って報告できる日が、楽しみでたまらない 💝
このようにして、私はおにいたんの家庭教師を受けながら、少しずつ受験に向けての勉強を進めていったの。もちろん、本気で勉強しているけど、何よりも大切なのは、おにいたんと一緒に過ごす時間。おにいたんと一緒にいるだけで、どんなに難しい問題でも乗り越えられる気がするんだ ✨
そして、その日が来るのを待ちわびながら、私は少しずつ夢に近づいている気がしている。大好きなおにいたん♡の教え子になれる日を夢見て…💕