おにいたんの本気の気持ち、そしてユリシアの決意 2024/10/15

ユリシアの全力おにいたん計画ユリシアの日記第1学年

おにいたんの秘密、私の疑念

今日はおにいたんと一緒に大掃除してたんだけど…まさか、こんなものが見つかるなんて思わなかったよ。

「えっ…?」

掃除中にベッドの下から見つけた雑誌に、思わず手が止まっちゃった 😳 表紙に写ってる女の子、なんだか私に似てる…? でも、よく見たら全然違う。その子はすらっとしてて、モデルさんみたいな体型。私みたいに、こう…むちむちしてないっていうか… 🥺

胸がざわざわして、頭の中がぐるぐるしてきた。

(おにいたんって…こういう子が好みなの…?)

言いかけて、思わず唇を噛んじゃった。おにいたんの部屋から、こんなの見つけちゃうなんて…。でも、なんだか胸が痛いの。変な感じ。

「ね、おにいたん…」

声が小さくなっちゃった。おにいたんは困ったような顔して、私の方を見ようとしない 😢

(もしかして…私みたいなタイプじゃなくて、こういう子の方がいいのかな…)

今まで気づかなかった不安が、心の中でどんどん大きくなってくる。いつもは「ユリシアは可愛いなぁ」って言ってくれるおにいたんなのに。私の体型なんて、本当は…気に入ってないのかな。

「おにいたん、これ…片付けとく?」

明るく言おうとしたのに、声が震えちゃう。おにいたんの前では、いつもニコニコしてるのに。なんで今日は、笑顔が作れないんだろ… 💭

「ユリシア…」

おにいたんが困ったように私の名前を呼んだ瞬間、心臓がドキッて大きく跳ねた 💓

(ごめんね、おにいたん。こんなの見つけちゃって…でも、なんでこんなに胸が痛むのかな…)

ユリシア、妹以上の存在

「ユリシア、違うんだ…」

おにいたんの声が、いつもより低くて優しい。でも、なんだかすごく緊張してるみたい。私の方をチラチラ見ては目を逸らして…。

「え…?」

「その…君がダメってわけじゃないんだ。むしろ…」

おにいたんの言葉が途切れる。私の心臓も、ドキドキが止まらない。なんだろ、この空気…。普段のおにいたんとは全然違う 💭

「むしろって…?」

「実は…君のことを、ずっと…」

おにいたんの顔が、みるみる真っ赤になっていく。私も顔が熱くなってきた。だって、こんな真剣な表情のおにいたん、初めて見たかも… 🥺

「ユリシア…君を…もう、妹として見られないんだ…」

僕はとうとう、本心を口にしてしまった。ユリシアの瞳が驚いたように大きく見開かれた。

「えっ…?」

「君を、妹としてじゃなくて…一人の女性として、本当に愛しているんだ」

言葉を発した瞬間、僕は自分がどれだけユリシアを大切に思っていたか、改めて気づかされた。ずっと、妹として接してきたはずなのに、いつの間にか彼女を女性として見てしまっていた。その気持ちが、もう抑えられなくなっていたんだ。

「おにいたん…本当に…?」

ユリシアはまだ驚いている様子だったけれど、少しずつその瞳に涙が浮かんできた。そして彼女は、僕の胸にそっと顔を埋める。

「私…おにいたんがそう思ってくれて、嬉しい…」

僕はユリシアを抱きしめながら、その小さな身体を感じた。彼女の温もりが、僕の心にじんわりと染み込んでいく。この瞬間、僕たちの関係が確かに変わってしまった。でも、それは悪い変化じゃない。むしろ、ずっと望んでいたことだったのかもしれない。

おにいたんとユリシアの誓い

「ユリシア、本当に…本当にごめんね。でも、僕は君を心から愛しているんだ。ずっと、これからも一緒にいたい…」

まさか…おにいたんがそんなことを思っているなんて。突然の告白に私は頭が真っ白になってしまった。心臓がバクバクして、息が苦しいくらいに高鳴っている。おにいたんが私を…本気で?今までずっと、私はおにいたんのことが好きで…でも、そんなこと、思ってもいなかった。

「でも、ユリシア。君とは年が離れすぎている。僕みたいなおじさんと結婚するのが、本当に君の幸せなのか、僕には分からないんだ。だから、ユリシアの気持ちに全てを任せるよ。君が僕と一緒に歩むことを望むなら、僕はそれに応える。でも、もし迷っているなら、君のために僕は身を引くよ。君の将来を邪魔したくないんだ。君の幸せが何より大事だから」

おにいたんのその言葉には、私の幸せを第一に考えてくれている優しさが込められていた。でも…おにいたんがいない未来なんて、私には考えられない。

「おにいたん、そんなの…嫌だよ!私、おにいたんと一緒にいたい!おにいたんがいない世界なんて、絶対嫌だよ!」私は涙を堪えられず、おにいたんにしがみついた。「お願い、おにいたん。私を置いて行かないで。おにいたんがいなきゃ、私…」

その瞬間、おにいたんは驚いたように私を見つめ、しばらく言葉を失っていた。私が選んでくれたことが信じられないように。

「ユリシア…本当に僕なんかでいいのか?君はまだ若くて、未来がたくさん広がっているんだ。僕みたいなおじさんと一緒にいて、本当に幸せになれるのかな…?」おにいたんの声は震えていた。「まさか…君が僕を選んでくれるなんて。信じられないよ。君が…僕を選んでくれるなんて、そんな…」

おにいたんは滅茶苦茶感激しているみたいだった。大きな手で私の肩をぎゅっと抱きしめてくれた。おにいたんのぬくもりが、私の心を包み込む。

「おにいたん、私はずっと、おにいたんのお嫁さんになりたいって思ってたんだよ。小さい頃から、ずーっと。だから、結婚して…お願い!」私は涙を拭いながら、改めておにいたんにお願いした。

「ユリシア…ありがとう。本当にありがとう」おにいたんは私の顔を見つめ、涙ぐんでいる。「君が…僕を選んでくれたなんて、僕はこれ以上の幸せはないよ。絶対に君を幸せにする。僕にそのチャンスをくれてありがとう」

おにいたんの優しい言葉に、私は心の中で嬉しさが膨らんでいく。これで…おにいたんと結婚できる。ずっと一緒にいられるんだ。私は心から笑顔になり、またおにいたんに抱きついた。

その時、ふと目に映ったのが、さっきの雑誌だった・・・。

「おにいたん、もうその雑誌はいらないよね?」

私はおにいたんに抱きついて、涙が止まらなかった。心の中でずっと願っていたことが、現実になった瞬間だった。

「ユリシア、ありがとう。本当に君が僕の隣にいてくれて、こんなにも幸せだよ…」

おにいたんの言葉に、胸が締めつけられるような感覚が広がる。あたたかくて、優しくて、今まで以上におにいたんの存在が私にとって大切なものだと感じた。体の震えがまだ少し残っていて、頭の中がぐるぐるしている。それでも、おにいたんのぬくもりを感じながら、私は少しずつ落ち着いていく。

2人で少しの間、何も言わずにただお互いの温もりを感じ合っていた。外の世界なんてどうでもよくて、この瞬間だけが永遠に続いてほしいと思った。時間が止まってしまったような静かな空気の中、心はあたたかくて、安心感に包まれていた。

「ねぇ、おにいたん…これから先、どんなことがあっても、ずっと一緒にいようね?私、おにいたんのそばにいるだけで、こんなにも幸せだよ」

「もちろんだよ、ユリシア。僕も君を離さない。どんな時でも君の味方だし、君を守るからね」

おにいたんの言葉に、私の心はますます高揚していった。私たちの未来が明るく、幸せなものになることが、今は確信できる。そして、この瞬間、私たちは二人だけの世界に包まれていた。

そのまま時間が過ぎて、ようやく少し現実に戻ると、私はふと一つのことを思い出した。

「ところで、おにいたん…さっきの話なんだけど、あの雑誌のこと…」

急に思い出してしまったことに少し驚きながら、私はおにいたんの目を見つめた。さっき私が見つけた、あの雑誌。私に似ているけれど、体型は全然違うスレンダーな女の子が載っていたあの雑誌のことだ。あの雑誌がどうしても気になって、心の中にモヤモヤが残っていた。

おにいたんは、少し焦ったような表情を浮かべたが、すぐに落ち着いた顔に戻した。

「あ、ああ、その…雑誌のことか。それは、えっと、その…男だからさ、こういうのもたまには必要っていうか…」

「でも、もうその雑誌は必要ないよね?だって、私がいるんだから♡」

私がそう言うと、おにいたんは一瞬固まった後、急に目をそらしてモゴモゴと口を動かし始めた。

「えっ、そ、そうだけど…まあ、それとこれとは…ね?」

「これとは?」

私は意地悪くにっこりと微笑んで、さっき見つけた雑誌を手に取った。その表紙に映る女の子の顔は確かに私にそっくり。でも、体つきはスレンダーで、私みたいにボリュームのあるところはあんまりない。

「だって、この子、私と違うじゃない?胸とか、全然…私、もっと…ね?」

ちょっとだけ上目遣いで、私は胸を軽く押さえながら言った。おにいたんはますます顔を赤くして、手で顔を覆い隠し始めた。

「いや、それは…その…たまにはこういう…違う感じも、いいかなって思って…」

「ふーん。じゃあ、私じゃ足りないってこと?違ったオカズも食べたいって、そういうこと?おにいたん、浮気する気?」

私はわざと少し拗ねた感じで言いながら、おにいたんの前に座り込み、雑誌をぴらぴらと振ってみせた。

「ち、違うよ!ユリシア、君が一番だよ!これは、ただ…ちょっと気分転換っていうか、そういう…!」

おにいたんは完全に焦り始めていて、必死に弁解しようとしてる。その姿がおかしくて、ついクスクス笑いがこぼれてしまった。

「ねぇ、だったらさ、私がその雑誌の子みたいにポーズしたら、捨ててもいいよね?」

私の突然の提案に、おにいたんの目が大きく見開かれた。

「えっ…ユリシアが…あのポーズを?」

「うん。もちろん、全部やってあげるよ♡」

私は雑誌をパラパラとめくりながら、スレンダーな女の子が色々なセクシーなポーズを取っているページを見せた。おにいたんはそのページを見るなり、顔を真っ赤にして目を逸らそうとした。

「そんな…本当にやるの?」

「もちろんだよ、おにいたん。だって、新妻なんだから♡それに、おにいたんが喜んでくれるなら、なんでもするよ」

わざと甘い声を出しながら、おにいたんの肩にそっと手を置いて、顔を覗き込んだ。すると、目の前でおにいたんの呼吸が浅くなり、顔もどんどん赤くなっていくのが分かった。

(あれ…もしかして、すごく困ってるの?)

私の胸の中で、何かがふわりと弾ける。恥ずかしさはあるけれど、おにいたんの姿が可愛らしく見えて、なんだか意地悪したくなる気持ちも出てくる。でも、新妻になるって決めたんだから、ちゃんと…ちゃんとおにいたんを喜ばせなくちゃ。

「じゃあ、まずこのポーズから…ね?」

私は雑誌をめくりながら、セクシーなポーズを真似してみせた。おにいたんは完全に固まって、目を丸くしたまま動かなくなっている。

「ちょ、ちょっと待って!ユリシア、そんなことしなくていいから!」

おにいたんは慌てて手を振り、私を止めようとする。だけど、私はそんなおにいたんの反応が楽しくて、さらに雑誌をめくりながら次々にポーズを変えてみせた。

「だめだよ、おにいたん。私がやるって言ったんだから…ほら、次はこのポーズ…」

「も、もう十分だから!ユリシア、やめてくれ!本当に大丈夫だから!!」

おにいたんは必死に私を止めようとするけど、その理由が何となく分かってきた。目を逸らしているおにいたんの姿…もしかして、私のせいでおにいたんの気持ちが爆発しそうなの?

(おにいたん…やっぱりそうなんだ。私のこと、女性として見てくれてるんだ…。)

そう思った瞬間、心臓がドキドキと大きく鼓動を打つ。私も本当は、少しだけ怖い。でも…でも、私はおにいたんの新妻になるって決めたんだ。もう逃げない。

「おにいたん、大丈夫だよ…。私、全部受け止めるから。」

私はゆっくりとおにいたんの前に近づき、手を彼の頬にそっと添えた。おにいたんは驚いた顔をしながらも、その手に軽く触れてきた。彼の手が少し震えているのが分かる。

「私、おにいたんを幸せにしたいの。だから…全部、私に任せてね♡」

おにいたんの瞳が潤んでいるのを見て、私はそのまま彼を優しく抱きしめた。顔が真っ赤になるのが自分でも分かるけれど、もう恥ずかしさよりも、おにいたんを喜ばせたい気持ちの方が強くなっていた。

「ねえ、おにいたん…どうかな?♡」

ユリシアが恥ずかしそうに、それでもどこか誇らしげに微笑みながらそう言った。彼女の顔はほんのりと赤く染まっている。僕はその視線を受けて、息を呑んだ。どうしていいか、どう答えていいか全くわからない。だって、まさかユリシアがこんな風に僕を…まさかこんな日が本当に来るなんて!

 

「え、えっと、ユリシア…す、すごく、いいと思うよ!いや、その…」

僕の声は震えていた。普段、教壇で堂々と話しているはずの僕が、こんなにも言葉を失ってしまうなんて…彼女の前で、まるで子供のように動揺している自分がいる。

「ほんとうに?」

ユリシアは少しだけ不安そうに僕の顔を見つめている。大きな瞳がキラキラと輝き、期待の色を浮かべている。その視線が僕を貫くようで、さらに心臓がドキドキと早鐘のように鳴る。

「う、うん!ほんとうに素敵だよ!その、ユリシア…そのままでも、本当に…綺麗だし、僕なんかにはもったいないくらいで…」

僕は何とか返事を絞り出したけれど、声が上ずってしまっている。手も少し汗ばんでいて、なんだか頭が真っ白だ。

「おにいたん…そんなに慌てなくてもいいんだよ?」

ユリシアは可愛らしく笑いながら、僕の手をそっと握った。その瞬間、彼女の手の温かさが伝わり、胸の中で何かがじんわりと広がった。彼女はこんなにも僕を信じてくれて、僕を選んでくれたんだ。

「ありがとう、ユリシア…本当に、ありがとう…」

僕は、彼女の手をしっかりと握り返した。

永遠の約束:おにいたんと私の未来

(おにいたん、もう一度言うけど、私たち…本当に結婚を誓い合ったんだよね?)

胸がまたドキドキしてくる。この手をしっかり握ってくれているおにいたんを見つめると、嬉しくて胸がいっぱいになる。おにいたんと一緒に未来を歩んでいくという、ずっと夢見てきたことが、今まさに現実になっていくんだ。

(何度も自分に言い聞かせてるけど…本当におにいたんと結婚できるなんて…私、幸せすぎて信じられないよ)

おにいたんは、少し照れながらも真剣な眼差しで私を見つめている。あの優しい瞳が、これからもずっと私だけを見守ってくれるんだって思うと、自然と心が温かくなってくる。

「ユリシア、君と結婚するなんて、僕なんかにはもったいなさすぎるよ。君は、もっと素敵な人に出会えるはずだったのに…僕を選んでくれて、本当にありがとう」

その言葉を聞いて、私は軽く首を振った。もう何度も言ったけど、そんなことないよ。おにいたん以上の人なんて、この世にいないんだから。だって、ずっとずっとおにいたんのお嫁さんになりたかったんだもの。

「違うってば、おにいたん…私が選んだのは、誰でもなくおにいたんだよ。昔からずっと、おにいたんのお嫁さんになりたかったの。だから……本当にありがとう、私を選んでくれて」

私はそう言って、もう一度おにいたんに微笑みかけた。おにいたんは顔をさらに赤くして、ちょっと困ったように笑っている。その姿が本当に可愛くて、胸がドキドキしちゃう。

(もう、本当に…こんなおにいたんを見ていると、もっともっと幸せになりたくなっちゃう)

おにいたんも、私のことを本当に大切に思ってくれているんだって感じると、私ももっともっとおにいたんを幸せにしてあげたくなってくる。

「おにいたん、これからは私がずっとおにいたんを支えていくんだからね。おにいたんのこと、絶対に離さないし、ずっと一緒にいて、幸せにするんだから♡」

私はそう改めて宣言すると、おにいたんは本当に嬉しそうに笑って、私をギュッと抱きしめてくれた。おにいたんのぬくもりが私を包み込んで、私の心の中にはもう迷いなんて何もなかった。

(何度でも言うよ…おにいたん、私、本当におにいたんのお嫁さんになるんだね)

胸がいっぱいで、言葉にならない感動が押し寄せてくる。私はおにいたんのぬくもりを感じながら、もう一度心の中で誓った。これからも、ずっとおにいたんと一緒に歩んでいくんだって。

「ありがとう、ユリシア…本当にありがとう」

おにいたんは私の手をしっかりと握り返して、優しく微笑んでくれた。

(これからは、ずっと一緒だよね…おにいたん)

私はもう一度、幸せが溢れて、おにいたんのことを誰にも渡さないと心の中で強く誓った。