わたしの秘密日記さんへ 2025年8月5日 火曜日 晴れ、夜空は花火で満開!(第2学年編・11-05)

ユリシアの日記ユリシアの視点第2学年

ユリシアの日記:お空と湖に咲いた、みんなの笑顔

今日は、もう本当に本当に、忘れられない一日になったよ!💖 みんなで浴衣を着て、おにいたん♡の運転で花火大会!🎆 朝からドキドキが止まらなくて、お弁当の卵焼き、ハートにするの失敗しちゃったのは内緒!🤫

おにいたん♡が連れて行ってくれた場所、本当にすごかった!湖の向こう岸に咲く花火が、水面にも映って、まるで世界中がお花畑みたいだったんだから!✨

1枚目のイラスト:浴衣姿で軽快に歩くユリシア

「ユリ、着崩れてるよ」って、おにいたん♡が私の浴衣の襟をそっと直してくれた時、心臓が口から飛び出しそうだったよ…😳 みんなの前だったから、いつもみたいに「ぎゅー♡」ってできなかったけど、あの優しい手つき、私だけのものだって思ったら、胸の奥がぽかぽかしたんだ。えへへ、これって婚約者の特権かな?(*ノωノ)

でもね、日記さん。私、今日、花火よりももっともっと綺麗だなって思うものを見つけちゃった。

まりちゃんが、雫ちゃんの着崩れを直してあげてるところ。 渚先生が、おにいたん♡の隣で、幸せそうな、でもちょっぴり切なそうな顔で空を見上げてるところ。

それとね、湖の風が冷たくなった時、おにいたん♡が雫ちゃんに「寒くないかい?」ってマフラーを渡してあげてたの。雫ちゃん、「別に寒くないわよ!」なんて強がってたけど、顔は真っ赤で、すっごく嬉しそうだった。おにいたん♡、雫ちゃんが冷え性なことまで覚えててあげてるんだ…優しいなあ。

みんな、本当におにいたん♡のことが大好きなんだなあって。そして、おにいたん♡も、みんなのこと、大切に思ってるんだなあって。

帰り道、渚先生がおにいたん♡の肩に寄りかかって眠っちゃった時、一瞬だけ、ほんのちょっぴりだけ、胸がチクッてした。昔の私だったら、きっと泣いて拗ねて、おにいたん♡を困らせてたかもしれない。

でも、今は違うの。 渚先生の寝顔が本当に幸せそうだったから、「いっか!」って思えたんだ。

春のお花見で、みんなの気持ちを知って、「卒業までの勝負だよ!」って約束したあの日から、私は少しだけ大人になれたのかな。私の大好きな人を、私の大切なお友達も大好きでいてくれるって、すごく幸せなことだよね。🌸

だっておにいたん♡は、最後は絶対に私のところに帰ってきてくれるって、信じてるから。 私たちの約束は、この夜空に咲いたどの花火よりも、もっともっと強くて、綺麗なんだからね!💪💖

来年も、みんなで一緒に来ようねって約束したんだ。 その時、みんなはどんな顔で花火を見上げてるのかな。 そして、私とおにいたん♡は…?

あー、考えただけでまたドキドキしてきた! 早く卒業の日が来ないかな。そしたら、私、世界で一番可愛いお嫁さんになって、毎朝おにいたん♡に「おはようのキス」をするんだから!💋

おやすみなさい、日記さん。 今日の夢は、きっと花火の味がするね。

2枚目のイラスト:打ち上げ花火の前でセクシー?ポーズをとるユリシア