ユリシアの家事日記 ~おにいたん♡への想いを込めて~(第2学年編・14-1)

ユリシアの全力おにいたん計画ユリシアの日記第2学年

2025年8月24日(日曜日)晴れ

朝のキッチンは、私の特別ステージ!🍳💖

今日も朝早くから、いつものように家事に取り掛かった。夏休みも終わりに近づいた日曜日だけど、おにいたん♡は今日も自宅で採点のお仕事があるって言ってたから。いつも以上に静かに起きて、おにいたん♡の邪魔にならないように、そーっと一日を始める。

鏡に映る自分の顔を見ながら、「今日もおにいたん♡のために頑張るぞー!」って、心の中で小さくエール!(`・ω・´)ゞ

最初に洗濯機を回してから、キッチンへ。今朝のメニューは、おにいたん♡の大好きな玉子焼きと、お味噌汁、それからほうれん草のおひたし。 おにいたん♡の玉子焼きはね、お砂糖を一切入れない、卵本来の味だけの特別なもの。食べる時にお醤油をちょっとだけかけるのが、おにいたん♡流なの。こんな特別な好み、私以外、絶対に誰も知らないんだから♡

えへへ、雫ちゃんもまりちゃんも渚先生も、きっとお砂糖たっぷりの甘い玉子焼きを作っちゃうんだろうなあ😏。フライパンを温めながら、卵を丁寧に溶いていると、そんな小さな優越感で、なんだか心がぽかぽかしてくる。

「ユリシア、今日も早いね」 振り返ると、おにいたん♡が髪をぼさぼさにしながら、眠そうな顔でキッチンに現れた。その寝癖姿がすごく可愛くて、思わずくすっと笑っちゃう🥰。

「おはよう、おにいたん♡!もうすぐできるから、お顔洗ってきて」 「ありがとう、ユリ。いつも助かるよ」

そう言って、おにいたんは優しく私の頭を撫でてくれた。その温かい手のひらを感じながら、私は幸せな気持ちで胸がいっぱいになる。この瞬間が、私の一番の宝物なんだ。

おにいたん♡の、いじわるな思い出話😳💦

午後は近所のスーパーへお買い物。夕飯の準備も完璧に終えて、いつものようにおにいたん♡を食卓に呼ぶと、嬉しそうに微笑んでくれる。

夕食を食べながら、おにいたん♡がぽつりと言った。 「ユリシア、君を見ていると、本当に立派になったなあって思うよ」 「え?」 「毎日、料理に洗濯に掃除に買い物…こんなに完璧にこなせるなんて。小さい頃のユリを思い出すと、本当に感慨深いよ」

私の頬がぽっと熱くなる。小さい頃の私は、おにいたん♡の真似をして家事を手伝おうとしても、失敗ばかりだったもんね。

「俺は凄く嬉しいよ。毎日本当にありがとう、ユリ」 その言葉に、胸の奥がじーんと温かくなる。でも、おにいたん♡の表情を見ていると、何だかいたずらっぽい笑みが浮かんでいるような…。

「でもね」おにいたん♡が少し声のトーンを変えて続けた。「そういえば、ユリシアは小学校に入ってしばらく経っても、おねしょだけは全然直らなかったなあ~」

「えええええ!?」 私は思わず箸を落としそうになった。顔が一気に真っ赤になって、恥ずかしさで頭から湯気が出そう!😡 「お、おにいたん♡!そ、そんな昔のこと言わないでよぉ!」

ユリシアが昔のおねしょの事でおにいたんにからかわれて赤面しているシーン

「あはは、そんなに慌てなくても」おにいたんは楽しそうに笑っている。「確か小学2年生くらいまでだったかな。朝起きると『おにいたん…』って泣きながら僕のところに来るんだよね。それで一緒にシーツを洗濯機に入れて…」

「もうやだぁ〜!🙈」 私は両手で顔を覆って、恥ずかしさで悶絶しちゃう。確かに、その通りだった。お友達はみんなもうおねしょなんてしないのに、私だけが時々やっちゃって…。でも、おにいたん♡はいつも怒らないで、優しく「大丈夫だよ、ユリ」って言ってくれた。

「でも、君がおねしょしちゃった時の困った顔も、すごく可愛かったけどね」 「うぅ…おにいたん♡のいじわる…」

二人だけの、大切な約束だもん🤝💕

その後、おにいたん♡は少し真剣な表情になって続けた。 「そうやって、毎日僕のために一生懸命家事をしてくれる君を見ていると、本当に幸せな気持ちになるよ。小さい頃は失敗ばかりだった君が、今ではこんなに何でもできるようになって…」 おにいたん♡の優しい声に、恥ずかしさが少しずつ温かい気持ちに変わっていく。

「私、小さい頃はおにいたん♡にばっかり迷惑かけてたもんね」 「迷惑だなんて思ったことないよ。むしろ、君がいてくれたから、俺も頑張れたんだ」

そう言って、おにいたん♡は私の手をそっと握ってくれた。その温かさに、涙がじわっと浮かんできちゃう。🥺

「新学期になったら、また忙しい日々が始まるけれど…」おにいたん♡は少し複雑な表情を見せた。「君が以前話してくれたこと、覚えているよ。みんなが卒業まで平等に思い出を作れるようにって

うん、覚えてるよ♡ 雫ちゃんもまりちゃんも渚先生も、みんなおにいたん♡のことが大好きだから、「卒業までは平等に接してあげてほしいな」って、お願いしたの。

「うん…でも、おにいたん♡」私は少し上目遣いで見つめる。「最後はちゃんと私を選んでくれるって、約束したよね?」

「ああ、もちろんだ」おにいたんは優しく微笑んで答えた。「ユリが僕にとって一番特別な存在だということは、絶対に変わらない。それは約束する」

「えへへ…じゃあ、みんなにもおにいたん♡の素敵なところ、いっぱい見てもらわなきゃね♡」 「君は本当に優しいな」おにいたんは少し困ったような、でも愛おしそうな表情で私を見つめる。「そんなに寛大で大丈夫なのかい?」

「だって、おにいたん♡が最後は私を選んでくれるって、信じてるもん!😤💖」

日記さん、また明日ね💌

家事は大変な時もあるけれど、おにいたん♡の笑顔を見ることができるなら、私は何だって頑張れる。 明日から、いよいよ夏休み最後の週。新学期が始まったら、また賑やかな日々になりそうだけど、私はおにいたん♡との約束を胸に、毎日を大切に過ごしていこう。

明日も、いつものように早起きして、愛情たっぷりの朝食を作ってあげるんだから。 おやすみなさい、おにいたん♡