2025年8月30日(土)晴れ
第1章:夕暮れのデートプラン♡?
8月30日の夕刻、パオンモール前で待ち合わせた渚先生と和先生。今日は朝から猛暑で、さすがに早朝モールウォーキングも危険と判断し、夕方からのウォーキングに変更となった。

こんばんは、渚先生。今日も暑かったですね

こんばんは、和先生!
渚先生は内心でガッツポーズ 💪

やった!今日も和先生と二人きりの時間♡

今日はどのコースにしましょうか?

そうですね…あ、そういえば隣の公園でお祭りをやっているようですが
和先生が提灯の明かりを指差す 🏮。

お祭り!
渚先生の目がキラリと輝く ✨

お祭り…これってもしかしてデート的な…!?えっ、でもこれはウォーキング!ウォーキングなのよ渚!

せっかくなので、お祭り会場を通るコースでウォーキングというのはいかがでしょう?
和先生の提案に、渚先生は即座に頷いた。

素晴らしいアイデアです!

きゃー!和先生ったら!これって完全にデートプランじゃない♡
お祭り会場に向かいながら、渚先生の妄想は止まらない 💭。

和先生と夜のお祭り…提灯の灯りに照らされた和先生の横顔…もしかして射的とかやってくれるのかな?「渚のために頑張るよ」なんて言って…きゃー!

渚先生?

はっ!はい!何でしょう?
慌てて現実に戻る渚先生 💦。
第2章:綿あめで加速する妄想!

綿あめ屋さんがありますね。甘いもの、お好きでしたっけ?

え、えぇ…

和先生が私の好み覚えてくれてる!これはもう運命♡

一つ買いましょうか。ウォーキング後の糖分補給ということで
和先生が綿あめを買ってくれる間、渚先生の妄想は加速する 🚀。

間接キス…は無理でも、和先生が私のために買ってくれた綿あめ…これって愛の証よね!?いや、ただの同僚への気遣い?でも、でも!

はい、どうぞ

ありがとうございます!
綿あめを受け取る渚先生の顔は既に真っ赤 😳。
お祭り会場を歩きながら、和先生が話しかける。

こういうお祭り、子供の頃を思い出しますね

そうですね!私、実は子供の頃から綿あめが大好きで…
渚先生が嬉しそうに綿あめを頬張る姿に、和先生は微笑む 😊。

あ…和先生が私を見て笑ってる…もしかして可愛いって思ってくれてる?それとも子供っぽいって思われてる?どっち!?
第3章:迷子のゆうき君と教師の連携
そんな時、会場の奥から子供の泣き声が聞こえてきた 😢。

あれ?どうしたんでしょう
二人が声のする方へ向かうと、5歳くらいの男の子が一人で泣いていた。

坊や、どうしたの?
渚先生が自然と子供の目線まで屈んで声をかける。
「…おかあさんが…いない…」

そうなの。お名前は?
「ゆうき…」

ゆうき君ね。大丈夫よ、お母さん探そうね
和先生も冷静に状況を把握し、

私が本部にアナウンスをお願いしてきます
と言って向かった。
その間、渚先生はゆうき君を優しくあやしている 🤱。

あー、和先生に頼られちゃった♡私って頼りになる女性って思われてるのかな?でも子供の前では妄想してる場合じゃない!プロとして頑張らなきゃ!
しばらくして和先生が戻ってくると、ちょうど泣きながらお母さんも現れた。
「ゆうき!」
「おかあさん!」
無事に親子が再会し、お母さんから何度もお礼を言われた二人。

「いえいえ、当然のことです
和先生が答える。
第4章:まさかの嫉妬心!?大人げない和先生
その時、ゆうき君がちょこちょこと渚先生の前に歩いてきて、小さな手を合わせてぺこりとお辞儀をした。
「おねえちゃん、ありがとう。やさしかった」

どういたしまして、ゆうき君♡
渚先生が嬉しそうに微笑む。
すると、ゆうき君は突然渚先生に抱きついた 🤗。
「おねえちゃん、だいすき!」

あらあら♡
渚先生は困ったような、でも嬉しそうな表情で子供を受け入れる。
その光景を見ていた和先生の表情が、ふと曇った 😕。

なんだろう、この気持ち…ゆうき君が渚先生に懐いているのを見て、なぜか…胸がざわつく?
和先生は自分でも驚くほど複雑な感情に襲われていた。子供が渚先生を慕うのは当然だし、彼女の優しさの表れでもある。それなのに…

まさか、子供に嫉妬しているのか?俺が?50歳を過ぎた大人が?
「おじちゃんも、ありがとう!」
ゆうき君が和先生の方を向いて手を振る 👋。

あ、ああ…どういたしまして
和先生は慌てて笑顔を作る。しかし、心の中では何とも言えないもやもやが残っていた。

「おねえちゃん」には抱きついて、俺には手を振るだけ…って、何を考えているんだ、俺は!子供の自然な反応じゃないか!
お母さんに手を引かれて去っていくゆうき君が、最後まで渚先生に手を振り続けているのを見て、和先生はさらに複雑な気持ちになった。

渚先生は本当に子供に好かれますね
和先生が何気なく言うと、その声に少しだけトーンの違いがあることに、渚先生は気づいた。

あ、そうでしょうか…

あれ?和先生の声、なんだかいつもと違う?

ええ。きっと良いお母さんになられるでしょうね
その言葉に、渚先生の心臓がドキリと跳ねる 💓

え!?和先生が私を女性として…!?
一方、和先生は自分の発言にハッとしていた。

なぜ今、そんなことを口にした?
微妙な空気が流れる中、二人はお祭り会場を後にした。和先生は歩きながら自分の心境の変化に戸惑っていた。

渚先生が他の誰かに慕われているのを見て、なぜこんなに気になるんだろう?同僚としての関係を超えた何かが…?
第5章:夜道で深まる想い
夜の公園を歩く二人 🌙。

渚先生、今日はありがとうございました。子供への対応、さすがですね

そんな…和先生の冷静な判断があったからです

褒められた♡和先生に褒められた♡これはもう告白のチャンス?いや、まだ早い?

普段のウォーキングとは違って、なかなか面白い体験でしたね

はい!

面白いって言った!楽しんでくれた♡もしかしてデートとして楽しんでくれた?
夜風が涼しく、提灯の灯りがぼんやりと二人を照らしている 🏮✨。

来週も、もしよろしければ…
渚先生が恐る恐る切り出す。

もちろんです。今度は普通のコースにしましょうか。お祭りがあるとは限りませんからね

はい♡

また来週も!週一で和先生と二人きり♡これってもう恋人みたいじゃない?
家路につきながら、渚先生の妄想はまだまだ止まらない 💭💨。

今日の和先生、綿あめ買ってくれるし、子供の件では頼ってくれるし…もしかして私のこと、女性として意識し始めてくれたのかな?次回は私からも何かアプローチを…!いや、でも職場の同僚だし…でも…
そんな渚先生の横で、和先生も考えていた。

渚先生、今日も一緒にいて楽しかったな。子供への対応も素晴らしいし、こうして歩いているだけで なんだか心が落ち着く。来週のウォーキングも楽しみだ
お互いに特別な想いを抱きながら、二人の第3回ウォーキングは幸せな終わりを迎えた 🌟。渚先生の妄想ノートには、今夜もまた新しいページが追加されることになりそうだった 📖💕。