如月柚羽

第2学年

品格と気品、そのはざまで(第2学年編・6)

放課後の紅茶会サロン。窓から差し込む夕陽が、白磁のティーカップを淡く照らしていた。「……では、次の招待状はこの封筒でいかがでしょう?」「うん、ぴったりだと思いま...
第2学年

火花と共鳴、ふたりの距離(第2学年編・5)

それは、月曜日の特別課題授業の前日――。「明日のグループワークね、雫ちゃんは如月さんとペアになってもらえる?」担任の渚先生の言葉に、雫は一瞬きょとんとした表情を...
第2学年

揺れる姉心、まっすぐな眼差し(第2学年編・4)

ある春の放課後――。「じゃあ、今日はユリシアさんと如月さん、教室の掃除当番お願いね」クラスメイトの声を背に、モップを手にしたユリシアは、ふっと小さく息を吐いた。...
和先生と学ぶ♡淑女の簿記検定物語

新芽の微笑み、揺れる心(第2学年編・3)

新入生オリエンテーションの翌日、学院では「商業科体験クラブ」なる新企画が静かにスタートしていた。「先輩たちの模擬授業、ほんとに分かりやすかったって評判だよ」そん...